「BMWミニ、スペア脱着」
2015年08月02日 :
整備日誌

本日、ミニにお乗りのお客様がパンクでご来店されました。
JAFの方にスペア脱着をしてもらったらしく、
スペアタイヤを付けた状態でご来店されました。
スタッフがパンク修理をしている間に、スペアを戻す作業を
しました。
通常スペアタイヤはリアトランクルームの下に格納されているのが
一般的ですが、このクルマはちょっと勝手が違います。
簡単に言うとスペア吊りのアタッチメントがボディ下にクリップ
止めされているといった感じです。
スペアタイヤを吊り下げ用のアタッチメントの上に乗せ、
そのアタッチメントを専用の引っ張り上げ棒で引っ張り上げ、
ボディのクリップに引っかけて止めます。

30㎝ぐらいのプラスチックの棒で、おそらく3~4㎏はある
スペアタイヤを引っ張り上げるのは女性にはかなり酷かと思いますし、
引っ張り上げたら簡単にクリップに引っかかってくれれば良いのですが、
引っかからない場合、片手で引っ張り上げた状態で、
クリップを広げなければならないので、なおさら大変な作業です。

どのみちトランクの荷物を出さないと、スペアタイヤを降ろせないので、
この方式はちょっといかがなモノかと思ってしまいました。

話は変わりますが、最近はスペアタイヤのない車種も増えてますよね。
先日の早朝にもデミオにお乗りの女性がタイヤの横腹を破ってしまって、
JAFの積車に乗せられて来店されました。
その女性が「スペア用のタイヤありますか? スペアが乗っていないと
こんな場合は困ってしまうので・・・」とおっしゃっていました。
JAFの出動件数でも年間で27,500件!!もタイヤのパンクやバーストで
出動しているようです。
おそらく車載の「パンク修理剤」で対応できないパンクやバーストも
多いのではないかと思います。
せめて全車種にオプションでもスペアタイヤの設定をしてほしいと思います。
タイヤガーデン浜松
浜松市南区中田島町545
053(444)1752
http://www.tiregarden.co.jp