「オールシーズンタイヤとは・・・」
2020年10月13日 :
整備日誌
昨今、「オールシーズンタイヤ」と呼ばれるカテゴリー商品が各メーカーより
発売されています。
以前はグッドイヤーさんの「ベクター4シーズンズ」ぐらいでしたが、
ヨコハマさんの「ブルーアース4S」、ミシュランさんの「クロスクライメート」、
と新商品が発売されています。
欧州ではこの「オールシーズンタイヤ」が一般的なようで、欧州の流れを受けて
各メーカーが新商品を出すようになったようです。
(昨年の東京モーターショーでヨコハマブースの方から聞きました)
オールシーズンタイヤですので、雪の上でも大丈夫という証の「スリーピークマウンテン
スノーフレークマーク」(ちょっと長すぎませんか?)と「M+S」(マッドアンドスノー)
マークが刻印されています。
ですから、チェーン規制の時でも、このタイヤでしたらOKです。
という訳で、本日ボルボV50にお乗りのお客さまにミシュランの「クロスクライメート」を
付けさせていただきました。
何故、「ブルーアース4S」じゃないのかって、それは「持ち込み」だからです。
このタイヤは3社の中で一番奇抜なパターンかなと思います。
ブロック形状が特徴的なのと、トレッドのブロックが面取りされているところが
他社のものと異なります。これによってドライブレーキ性能を上げているようです。
ただお客様にもご説明させていただきましたし、お客様もすでにご承知されていましたが、
「オールシーズンタイヤ」は万能なタイヤではありません。
スタッドレスのような「氷上性能」はありませんので、スキー場に行くようなときは
スタッドレス装着をお勧めします。
「スタッドレスレンタル」というものもありますしね (#^^#)
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