「空飛ぶタイヤ」見てきました。
2018年06月26日 :
徒然なるままに
池井戸 潤さん原作の「空飛ぶタイヤ」を見てきました。
皆さんの中でもそういう方が多いと思いますが、私は池井戸作品の
大ファンで、「下町ロケット」を見たいがために「Hulu」に入ったくらいです。
(残念ながら今月末で配信がなくなってしまいますが・・・)
この物語は財閥系大企業「ホープ自動車」のリコール隠しが原因で
窮地に追い込まれた「赤松運送」の社長 赤松徳郎(長瀬智也)が大企業に
敢然と立ち向かうというストーリーですが、経営者の私としては
他人事ではないところもあり、見入ってしまいました。
映画の中で、若い整備士が整備をしていた車が脱輪し、小さい子供のいる母親
が亡くなってしまうという設定でしたが、その若い整備士は通常外の点検を
自らの意思で行い、独自の記録簿を付けているというところが出てきます。
こんな社員がいる会社は強いです。切望してしまいます。
常にお尻を叩いていなければならないのは疲れます。
ところで、自動車メーカーのリコール隠しかどうかは判りませんが、大型トラックの
「脱輪事故」というのはかなりの数が起きているということをご存じでしょうか?
平成28年度の1年間でなんと56件の脱輪事故が発生しています。
そのうち左後軸の車輪の脱輪の割合が85.7%にもなります。
そうなると、映画のように脱輪したタイヤが歩行者を直撃ということが起こりえます。
非常に怖い話です。
最後に「空飛ぶタイヤ」は一度見る価値のある映画だと思います。
プロモーションビデオのアドレスをリンクしておきます。
タイヤガーデン浜松
浜松市南区中田島町545
053(444)1752
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