「クラッチオペキットO/H」
2010年11月21日 :
整備日誌
先日、社用車のエルフのクラッチペダルが走行中、ギアチェンジしたときに
「ペタン」と奥に入ってしまい、慌ててしまいました。
その後、状況は悪化する一方で、クラッチが切れず、ブレーキをかけ
エンストさせて止まるような状態になってしまいました。
ブレーキのリザーバータンク内のブレーキオイルがかなり濁っていたので、
クラッチのオペレーティングキット内のカップがダメなのかなと思い、
カップキットを注文し、昔取った杵柄よろしくカップキットの交換に取り
かかりました。
カップ交換をし、エア抜きをし、何とかクラッチが切れるようになりました。
その後の出張作業の時、ちゃんとチェンジを切り替えることはできるの
ですが、クラッチペダルの上に足を乗せていると、「スー」っと奥に入って
行ってしまいます。
「まだ何か悪いのかな~。」そう思いながら、翌日、車を動かそうとしたら、
クラッチが切れない元の状況に戻ってしまっているではありませんか。

「え~~、今日は大きな仕事が入っているのに~。」
2年ほど前クラッチのマスターキットの交換も自分でやっているので、
「まさかクラッチマスターじゃないよな。」と思いつつ、解決策を求めて
お付き合いのある整備工場へ。
「マスターキットしかないんじゃない。」という結論にいたり、即部品発注を
してもらい、その間に自分でクラッチマスターをばらしておくことにしました。
午後、部品が入り、やっぱり組み付け作業はプロに頼むことにしました。
作業があっという間に完了し、ちゃんと動くようになりました。
原因は、マスターのカップが1カ所切れてピロピロになっていたからでした。
故障中、「もう13万㎞走っているし、そろそろ車を新しくするしかないか~」
と思っていましたが、
直ってしまったら、「もうちょっと頑張ってもらわなければ・・・。」と思いまし
た。

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