一般の方には関係ない話かもしれませんが、

大型車の排出ガス規制・ポスト新長期規制適合車より、新らしい規格の

ISO方式のホイールが日本でも採用されるようになりました。

先日、遅ればせながらISOホイールの組付けをしたので、

ISOホイールに関するブログを書きます。


不景気真っ直中なので、整備作業を内製化される事業者さまも多いと

思いますが、新しいISO規格のホイールの取り扱いには注意が必要です。


22.5インチのホイールはJIS方式の8穴からISO方式では10穴に

なったので、間違いようがないのですが、

19.5インチのホイールは8穴で同じなので

(JIS方式のホイールには8穴と6穴があります)

間違ってつけてしまうことが可能なので、注意が必要です。





間違ってつけても問題が無ければよいのですが、JIS方式の19.5ホイールと

ISO方式の19.5ホイールとはP.C.D　(穴と穴との間隔)が285ミリと275ミリ

で10ミリ間隔が違うので付いてもホイールのセンターが出ずに、ボルトの

破断等の事故につながってしまいます。

ですから新しいISO規格のホイールにはホイール識別用のラベルが張られて

いるので、確認の上、混用もしくは誤用はしないようにご注意ください。




ちなみにISOは正式名称を国際標準化機構（International

Organization for Standardization)といい、

JISとは日本工業規格、(Japanese Industrial Standard) の略称です。

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