「オゾンクラック」
2016年09月14日 :
整備日誌

本日、板金屋さんのお客様のタイヤ交換をさせていただきました。
サイズは155/65R13で、おそらく4年前に当店で交換していだいた
タイヤがついていました。
板金屋さんの社長様曰く、「お客様が、タイヤのひび割れを気にしている
んで、ブリヂストンとかダンロップのタイヤにしたほうが良いのだろうか?」と言われたので、「海外のどこで作られたかわからないようなタイヤならともかく、国産のちゃんとした工場で作られているタイヤなので、
メーカーを変えても同じですよ」とお話しさせてもらいました。
お客様も給油のたびにGSの店員さんに「このままだとバーストしちゃいますよ!」と脅されているのかなと思いました。
このひび割れのことを「クラック」と言います。
太陽の紫外線やオゾンによって、タイヤが劣化して起こる
「オゾンクラック」と物理的な力が加わって発生する「物理的クラック」があります。
「オゾンクラック」に関しては、タイヤメーカーでも当然、対策をしていて、「劣化防止剤」や「WAX」をタイヤに配合し、オゾンが直接タイヤに
触れないようにしたり、ゴムがすぐに劣化しないようにしています。
ですから、多少タイヤに細かいクラックが入ってもすぐにタイヤがバーストしてしまうということはありません。
お客様のタイヤを拝見したところ、よくよく見なければわからないほどの
クラックでしたので問題は無いとお答えさせていただきました。

とは言っても全く無頓着では困るので、資料を添付しますので、資料の中の要注意な状態にあてはまりましたら、是非すぐにタイヤ交換をしてください。

タイヤガーデン浜松
浜松市南区中田島町545
053(444)1752
ホームページ
http://www.tiregarden.co.jp
フェイスブックページページ
https://www.facebook.com/tiregardenhamamatsu/