最近話題の「エコタイヤ」。地球を守るために環境対策が重要命題となってきました。そんな動きの中、タイヤメーカー各社も環境に良い、地球に優しいタイヤ作りをしています。
具体的には「持ちの良いタイヤを作る」、「燃費の良くなるタイヤを作る」、
「非石油系の原材料を使う」等々。
ヨコハマタイヤは各社に先駆け、いち早く10年も前からエコタイヤの研究を重ね、DNAコンセプト ( 運動、快適、環境 ) を満たすタイヤを追い求めています。
そのヨコハマのDNAの省燃費技術についてご説明させていただきます。

クルマは走っているとき、様々な走行抵抗がかかります。
その80％は空気抵抗などで、残りの20％が「転がり抵抗(ﾀｲﾔの走行抵抗)」です。


この抵抗を小さく出来れば、走るクルマのアクセルを踏む量が少なくなり、使う燃費を節約できる。つまりは排出するCO2も減らせるわけです。

「転がり抵抗」が小さいタイヤとは、走行中にゴムが発熱しすぎないタイヤです。しかしある程度のゴムの発熱は路面をグリップするために必要なものでもあります。
そこでヨコハマは「ツインモード」を備えたゴムの研究開発に成功したのです。
定速走行時には発熱しにくく、曲がったり、止まったりする時には発熱するタイヤです。

技術的にはナノテクノロジーを駆使した「ナノパワーゴム」によって路面密着性を高め、さらにオレンジの皮から抽出される「オレンジオイル」を配合することによっててさらに省燃費とグリップを両立させています。